2021年5月ソフトバンク回線の一部の利用者におけるサービス停止の可能性について
2021.03.01
レグルス会員・FUJIWifiユーザーの皆様へ
平素はFUJI Wifiをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
2021年2月17日、ソフトバンク株式会社(以下、同社とする)から2021年5月よりデータ通信料の値上げ要請がありました。
これらの価格提示はFUJI WiFiユーザー様への現在のサービス価格を著しく上回る内容となっており、このままでは同条件でのサービス維持は困難となることが予想されます 。
FUJI WiFiの公式サイトに上記のようなお知らせが出ていました。
FUJI WiFiはソフトバンク、ドコモ、auの携帯キャリアから回線を借りて格安SIMを提供するMVMO(移動体通信事業者)です。
私も月12GB、税込み1408円という格安の料金でデータ通信を利用しています。
ところが携帯キャリアの1つであるソフトバンクがFUJI WiFiに対して大幅な値上げを要求しています。
総務省は携帯キャリアに対して、MVMOへの回線貸し出し料金を安くするよう要求しています。
ソフトバンクは逆に値上げを要求しているのです。
格安SIMのMVMOは800社超あります。
しかし、MVMOの占有率は僅か1割です。
9割は携帯キャリアの3社が寡占しています。
これは異常です。
海外ではMVMOが5割を占めています。
ソフトバンクのようなやり方でMVMOを潰してしまえば、日本の国民はまた世界一高い通信料を携帯キャリアの3社から要求されるようになります。
ドコモが20GBプランをさらに値下げをして税込み2970円にしました。
FUJI WiFiの20GBプランは税込み1760円です。
まだまだ携帯キャリアの料金は高いのです。
菅総理の方針により携帯料金の値下げ競争が起こっています。
しかし、ソフトバンクは上記のようなアンフェアなことをしています。
ドコモとKDDIも公式サイトの解約ページを検索しても表示されないように設定していました。
MVMOの占有率が僅か1割という国は日本だけです。
MVMOを潰してしまったら、日本の国民は世界一高い携帯料金を払い続けることになります。