ここ数年、森友学園、加計学園、桜を見る会、総務省の会食などの報道をみていると、官僚は国会でも平気でウソを言うことがわかりました。
証拠がなければ、官僚が国会で喋ることは全てウソと思って間違いないです。
今回の総務省の会食でも「一般的な話だけで、利害が絡むような話は一切なかった」と断言していたにもかかわらず、音声データが出てきました。
証拠が出て初めて本当のことを語ります。
しかし、官僚などの上級国民に対しては偽証罪を問うことはなく、「深く反省し、訂正いたします」で終わりです。
新聞などで総務省接待問題で11人が懲戒処分と出ていましたが、良く読むとほとんどが懲戒処分でも一番軽い戒告です。
国民は懲戒処分と聞けば厳しい処分をしたように錯覚するけど、戒告は注意しただけです。
偽証罪は「3ヶ月以上10年以下の懲役」です。
官僚のような上級国民がウソを付いても偽証罪に問われることはありません。
政治家はもっと酷い
森友学園、加計学園問題、桜を見る会の張本人の安倍元総理は責任を全て官僚に押し付け、まるで他人事のように答えました。
今回の総務省接待問題の張本人、菅総理の長男も表には出てきません。
菅総理も「長男と自分は人格が違う」と他人事です。
まとめ
収賄の金額が大きかったのもありますが、中国では先月29日に上級国民の頼小民氏が収賄罪で死刑になりました。
習近平国家主席が中国共産党などの上級国民による収賄の禁止を徹底していたにもかかわらず、頼小民氏は賄賂を受け取りました。
これでは国民に示しが付かないと、習近平国家主席が頭にきたのです。
しかし、日本では政治家が賄賂を受け取っても、「秘書に任せていた」「預かっていただけです」「すでにお返しし深く反省しています」で罰則は適用されません。
会社でもトップがウソを付かば、社員もウソを平気で言うようになり、社内にウソが反乱します。
ここ最近の官僚のウソにはうんざりしています。