1949年
日経平均起点 176円21銭。
1950年代
朝鮮戦争が始まると鉄鋼株や造船株など軍需関連が中心に買われ、この10年で日経平均は8倍。
1960年代
1960年日経平均は1000円台に乗る。
1969年には2000円台に乗った。
1970年代
田中角栄首相が日本列島改造論を打ち出し、1972年には一気に5000円台に乗る。
1978年6000円台。
1980年代
米国経済の回復で日本の輸出企業が恩恵を受け、1984年10000円台に乗る。
1989年には史上最高値となる38915円を付けた。
1990年代
不動産融資の総量規制や公定歩合引き上げの影響を先読みし、1992年には20000円台を割り込んだ。
三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行などの経営破綻が続き、1998年には12879円まで下げた。
2000年代
2001年米同時テロが発生、日経平均は10000円を割り込んだ。
2008年リーマン・ブラザーズが破綻。
2009年バブル崩壊後の最安値7054円を記録。
2010年代
2011年東日本大震災。
2012年アベノミクス開始。
2017年20000円台を回復。
2020年代の予想
2010年代は成長、グロースが重視されました。
今後は持続可能な社会や安心安全、健康が重視されるようです。
その代表格が日本です。
新興国の通貨は3割も下落しています。
米国は国民の1%が米国全体の52%の株と投信を保有しているほど格差が拡大しています。
それに対して日本はコロナの感染拡大も他国に比べて小さい。
失業率も低く、仕事さえ選ばなければ仕事はいくらでもあります。
インフレ率も低く、円の価値は強いので安心して投資ができます。
色々と文句はあっても世界一生活しやすい国だと思います。
2020年代は世界の投資家の目が持続可能な社会に向きつつあります。
日本株には見向きもしなかったウォーレン・バフェット氏が日本の商社5社に投資したのはその辺を先読みしてのことだろうと思っています。