天才的な投資家バフェット氏が三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅の株をそれぞれ5%超取得したと発表しました。
これにより昨日の商社株は4~9%上昇しました。
バフェット氏は私がもっとも尊敬する投資家です。
株式投資だけで2020年世界長者番付4位です。
安定した需要のある商品を提供している企業に長期投資をします。
コカ・コーラ、マクドナルド、ウォールマート、アップルなど誰でも知っている企業に投資しています。
しかし、今まで日本株に投資したことはありませんでした。
今回初めてです。
なぜ商社株を選んだのでしょうか?
商社は世界の潮流に合わせて変化できる企業だからです。
重厚長大産業⇒資源・エネルギー⇒医療、食品、流通。
今から考えると、商社は価格の変動の激しい石油から医療や食品にシフトしていると新聞に記事が度々出ていました。
三菱商事はローソン、伊藤忠はファミリーマートを買収しました。
三井物産はIHHなどのヘルスケア関連企業を買収しました。
コロナ禍のようなことが突如起こります。
変化の激しい時代です。
こういうのに適応できる企業でないと駄目だということです。
私の判断は甘かったです
私は商社株には投資したことがありません。
理由は、商社には何兆円もの借金があるからです。
金利が上がれば、借金は大きな負担になります。
しかし、私の予想に反してゼロ金利が続きます。
米国のFRBも2%超のインフレを容認すると発表しました。
もう低金利は続くということです。
それならば商社の借金は何ら負担になりません。
私は「いつか金利は上がるぞ」という経済学者の話を信じてしまったのです。
最後に
私が投資しているJTはまったくダメです。
紙巻きたばこは昨年は7%ダウン。
今年は7%ダウンした昨年の実績より8%ダウンと発表しています。
今や禁煙は世界的な潮流になりました。
これを受けてJTは10月から1箱50円のたばこの値上げを発表しました。
こういう値上げに頼るような変化できない企業はダメだということです。
今回はつくづく自分の投資能力の無さを痛感しました。