国民一律に10万円は郵送やオンラインで5月中の支給開始をめざすそうです。
オンラインはマイナンバーカードを活用します。
絶対に無理です
安倍総理はできもしないことをペラペラ喋りすぎです。
「支給開始をめざす」は政治言葉ではめざしているだけでできないことを意味します。
安倍総理自身が5月中の支給開始が不可能なことをすでに知っているのです。
2009年の定額給付金も郵送の手続きだけで3ヶ月かかりました。
マイナンバーカードを活用したオンラインはまったく役に立ちません
マイナンバーカードを所有している人が3月1日時点で国民のわずか15.5%です。
そしてオンラインを利用するにはWindows搭載のパソコンとICカードリーダー、またはNFC(近距離無線通信)が可能なスマホが必要です。
また、電子証明書の発行手続きも必要です。
15.5%の国民のうち、これらの準備をしている人が何%いるでしょうか。
スマホでマイナンバーカードを読み込むのは簡単ではありません
やってみればわかります。
コンビニのコード決済のようにマイナンバーカードをかざしただけで簡単に読み込んだりしません。
スマホの機種によってカードをセットする方向が違います。
また、読み込んでもスマホを少しでも動かせばパスワードを入力した時にエラーになります。
コツがわかれば簡単ですが、それまでは難しいです。
菅官房長官自身は10万円の申請をしないそうです
自分たちがつくった制度を利用しないとは無責任です。
政治家自身がオンラインで10万円を申請してみるべきです。
そうすればオンラインの手続きは高齢者には不可能なことがわかると思います。
7月からマイナポイントによる25%の還元の申し込みができます。
しかし、手続きが難しすぎて利用できる人は少ないと思います。
10万円の5月中の支給開始は不可能です。
それより緊急事態宣言の延長によって経済が壊れることの方が心配です。