第三者委員会の報告書によると、関電社員75人が森山氏から総額3億6千万円の金品を受け取っていました。
この収賄に対する森山氏へのお返しは下記です。
関電は森山氏を接待していました
期間は9年間です。
回数は平均月4回です。
一回の費用の平均が21万円。
ホテルのレストランや日本料理の会食ですが、どんな豪華なものを食べていたのでしょうか。
森山氏から土地の買い取りをしました
森山氏の仲介で関電は土地の買い取りをしました。
鑑定額6億円の土地を11億円で買いました。
それも関電にとって利用価値のない土地でした。
森山氏へ工事を発注しました
これがメインのお返しです。
森山氏へ発注した工事は確認されているだけで380件です。
森山氏への発注のノルマがあったそうです。
その99%が入札を行わない「特命発注」でした。
森山氏にお金を渡していました
関電は森山氏を子会社の顧問として年間200万円のお金を渡していました。
総額6780万円です。
これは確認できただけの金額です。
報酬や手数料の名目で総額数億円に上るそうです。
このお金が森山氏から関電社員への金品提供(賄賂)の原資です。
まとめ
森山氏と関電社員75人は最低9年に及んで関電のお金を間接的に盗んでいました。
米国や中国なら森山氏の財産は没収、関電社員75人はクビです。
しかし、日本は上級国民に対して厳しく対応しません。
森山氏はすでに死去していて、確実な証拠を得るのは難しいとして責任は追求しないそうです。
関電の方は、社長の辞任、一部役員の20%給与カットだけです。