大正大学小峰隆夫教授は「日本経済はこれまで見たことがないほど落ち込む」と言っています。
日銀の見通しは逆です。
日銀は「個人消費を左右する雇用、所得環境はまだ悪くなっておらず、コロナの騒動が終息すればかなりの速度で消費は戻る」と言っています。
さて、どちらが正しいのでしょうか?
ビジネスホテルの料金はすでに安くなっています
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本は中国、韓国からの入国を制限しました。
これは観光業、小売業への影響大です。
つい数ヵ月前、大阪のビジネスホテルは1万円、北海道のビジネスホテルは1万5千円ぐらいしていました。
今は大阪2000円台、北海道は5000円台もあります。
3月5日にオープンしたスーパーホテル石狩は豪華な朝食が付いて6000円台の日もあります。
昔から景気はビジネスホタルの料金にすぐに表れます。
1ドル100円割れの可能も
フィリップモリス、マクドナルド、ボーイング、スターバックス、ヤム・ブランズなど債務超過です。
米国企業の債務はかつてないほど増えています。
債務の金利負担は米企業にとって重荷です。
米国もゼロ金利政策を取るなら1ドル100円割れの可能性もあります。
購買力平価からすれば1ドル104円でも歴史的な円安水準です。
1ドル100円割れは適正水準です。
日経平均のPBRは0.99倍です
今まで日経平均は1倍を割れば反発していました。
そして、先週の末に1倍を割れました。
今日、反発しないようならコロナショックになるかもしれません。
ショックとは換金売りによる暴落です。
借金で買っている人か投げ売りし、富士の樹海に消えます。
投げ売りになればいくらまで下がるかはわかりません。
まとめ
私は経済学を全く信用しません。
占いと同程度です。
大学の教授や日銀が言うこともデマなのだから聞こえてこない方がいいのですが、新聞などで目にしてしまいます。
投資家がすることは将来を予測することではありません。
投資家がやらなければいけないのはリスク管理です。
どっちになっても生き残れるようにしておくことだと思います。