菅官房長官は「社会保障改革をやるとしてもそれは政権の最後の方だ」と言っています。
選挙優先という意味だろう。
来年の11月トランプ大統領の再選なら、安部政権4選の声が高まります。
そうなれば株式市場にとっては良いけれど、社会保障改革はますます先送りされます。
来年度予算は102兆円。
その中でも社会保障費は5%も増えています。
絶対にやらなければ社会保障改革は次の3つです。
医療費を抑えるための受診時定額負担
国民が医療機関の外来を受診する時に100円の負担を課します。
大した病気でもないのに受診する人が多いからです。
開業医の8割、勤務医の9割が賛成しています。
そして、そのほとんどが1000円以上の定額負担に賛成しています。
ところが日本医師会は強固に反対。
安倍総裁は今までずっと反対、ところが今になって絶対にやらなければいけないと考えているようです。
75歳以上の医療費2割負担
これは日本医師会も容認しました。
しかし、土壇場で与党が反対しました。
常識ある人の多くが驚き呆れました。
要するに国の将来より、自分の選挙を優先したということです。
介護費の利用者負担を1割から2割へ引き上げ
このままでは介護保険は破綻します。
すぐにでも必要です。
結局、資本主義の行き着くところは社会主義なのだろうか
昨日の新聞に私立高校実質無償化と出ていました。
私立高校に通う50万人の生徒に最大年間39万円も補助されます。
公明党が要望したことです。
お金がなければ公立高校に通えばいいだけのことです。
国民は公明党の支持率を上げるために、税金を払っているのではありません。
こんなバラマキをするような政治家が社会保障改革などできるはずがありません。
資本主義の行き着くところは社会主義なんだと思います。