営業をしていた頃、優秀な取引先は年末に倉庫の在庫の製品を全て駐車場に出していました。
そして、倉庫を掃除し、また駐車場に出した製品を倉庫に戻します。
この時、営業マンが返品を受けて倉庫の隅に置いていたような売り物にならない不良在庫がトラックに山盛りになります。
全て廃棄処分です。
ダメな取引先は売り物にならない不良在庫を何年も倉庫に残しています。
私もこの取引先を見習って、年末は押入れのモノを全て出して大掃除をしてきました
そして、1年間使わなかったモノをどんどん処分しました。
蔵書は300冊ぐらいありましたが、今は0冊です。
卒業証書やアルバムも全て捨てました。
大切な思い出は心の中に残っているし、どうしても必要な写真や書類はスキャンしてGoogleドライブに保存しています。
銀行の通帳も1冊もありません。
ネット銀行を利用しているからです。
ネット銀行の方が合言葉認証、2段階認証メール、ワンタイム認証、IP制限サービスなどセキュリティが充実しています。
服はまだ少し衣装ケースに残っていますが、全て吊るしておくようにしています。
そして、着ない服をどんどん捨てました。
下着はいつでも買えるので在庫は0です。
同僚などからの祝い返しの靴下、ハンカチ、陶器、フェイスタオル、バスタトル、バスマットなどが梱包のまま数多くありました。
もう15年以上そのままでした。
全てメルカリで売りました。
その他、絵画、釣具、ゴルフ用品など大量に処分しました。
そんなことを毎年繰り返しているうちに、私の持ちモノはどんどん減りました
そして、今は衣装ケース2個に収まるぐらい断捨離できました。
さっさと捨てる。
わかっていても、もったいないと思って最初はなかなか捨てられませんでした。
しかし、もったいないけど捨てれば、逆に今度は買う時に慎重になります。
捨てた後で困ったことは一度もありません。
モノが減れば、掃除が楽です。
モノの多い家庭は、悪い取引先の倉庫と同様に掃除などしていないと思います。
モノが減って、今年の年末は押入れの大掃除から解放されました。