何となくパチンコを懐かしく思い、この本を読みました。
著者はパチンコにはまって、自殺や家庭が崩壊した人を例に挙げて、パチンコ全廃を訴えています。
そして、パチンコを擁護する政治家や警察やマスコミを徹底的に糾弾しています。
しかし、パチンコにのめり込むのは本人の責任です。
私の年代ではほとんどの人がパチンコをやっていました。
会社でも取引先でもパチンコの好きな知り合いは100人以上いました。
しかし、誰一人としてパチンコで自殺したり、家庭が崩壊した人はいません。
著者はほんのごく一部の例を探し出して、パチンコを批判し、講演などで儲けているのだろう。
要するに偽善者です。
日本人はパチンコに20年で540兆円使ったかもしれませんが、パチンコ業界は30万人の雇用を生んでいます。
私はパチンコ依存症でした
私がパチンコを始めたのは高校の時からです。
当時はまだ手打ちの台です。
釘を見て打っていました。
大学の時はゼロタイガーなどの羽根モノです。
そして、三共のフィーバー機や平和のブラボー。
30代の時は海物語などのCR機。
とにかく、毎週4日ぐらいパチンコ屋に通っていました。
そして、年間80万円ぐらい負けていました。
私がパチンコ依存症から抜け出せたのは株式投資のお陰です
38歳の時に株式投資に興味を持ちました。
株を買うためには、お金を貯めなければいけません。
自然に節約するようになり、パチンコには行かなくなりました。
もし、そのままパチンコを続けていれば、今ある運用資金3000万円はないでしょう。
パチンコ依存症だった時代を全く後悔はしていません
好きなことをするのが一番です。
パチンコは本当に楽しかったです。
年間80万円負けても、当時は景気も良かった。
営業マンでしたから、仕事で頑張ればすぐに取り戻せていました。
周りでもパチンコをしない人はほとんどいないような時代でした。
この本の筆者はパチンコが悪のように書いていますが、海外旅行、ゴルフ、釣り、はまればパチンコ以上にお金を使います。