日本の場合、年間の住宅着工戸数が120万戸を超えれば景気が良いそうです。
住宅は景気のバロメーターです。
着工戸数が増えれば、トイレ、バス、家具、電化製品などが売れます。
例えば、1970年代のマイホームブームの時の 住宅需要は凄まじかった。
着工戸数は140~180万戸で、景気も凄く良かったです。
しかし、今はどうでしょうか。
昨年の着工戸数は94万戸。
空き家が増えて、これからも100万戸を超えることはないでしょう。
当然、景気も良くありません。
ホームセンターは、最盛期は一坪当たり年間売上が340万円もありましたが、今は70万円だそうです。
セブンイレブンの一店舗の売上は1日65万円で ここ5年頭落ち。
セブン&アイの株価は、5年7ヶ月ぶりの安値と新聞に出ていました。
今年になってドラッグストアも売れていない。
ココカラ、スギHDの統合が報道されています。
これでは、消費増税などとても無理だと思います。
米国社会の成長も住宅価格の上昇が継続することで成立しています。
住宅着工戸数を見ても、日本の景気は緩やかに右肩下がりが続くと思っています。