仏教にはもともと先祖供養なんて考えはありません。
そもそも仏教を始めた釈迦自体が 、父母を捨てて出家しました。
釈迦が得た悟りとは「 形あるものはすべていつかは壊れ、生きとし生けるものはすべていつかは死ぬだから執着するのが 一番いけない」 というものです。
だから、先祖というすでに亡くなった人を供養するのは、本来の釈迦のいう悟りとはかけ離れたものです。
それでは、寺が各家庭のお墓を管理し、弔うというのは いつから始まったのでしょうか。
それは、江戸時代からです。
江戸幕府はキリスト教の広まりを防ぐために寺請制度といって、すべての人々にどこかの寺の檀家 になることを強制しました。
そして、先祖供養へと繋がります。
日本人は葬儀、墓、戒名、法事など、死んだ後のどうでもいいことばかりに熱心になったのです。
ちなみに、日本で仏教を重んじたのは聖徳太子からです。
その後、鑑真、最澄、空海、法然、 親鸞、栄西、道元、日蓮などが広げました。