東証1部の企業数が肥大化
現在、東証1部に上場している企業数は2135社です。
英国の約500社、ドイツの約300社に比べて余りにも多い。
優良企業と小粒な企業が混在しています。
そもそも上場基準がいい加減
東証1部の時価総額の面での上場基準は250億以上となっています。
しかし、2部やマザーズ経由なら時価総額40億でも1部に移れます。
そのいい加減さ故に、時価総額250億未満が725社も存在しています。
100億未満は266社。
なんと20億が1社。
これらの企業の経営者は時価総額など気にせずに上場を続けているのです。
まず改革は無理だろう
東証は上場維持に必要な時価総額を250億に引き上げることを検討するそうです。
しかし、今のままでは725社が1部から転落することになります。
これらの企業は猛反対、また自民党議員からの反対もあるようです。
まず改革は無理だろうと思っています。